Search this site
愛犬が歳をとるということ

tetsuが我が家に来て、もう12年目になる。

生まれたばかりのコロコロした頃で、ふわふわして強情でそれは可愛かった。

そんな彼も、昨年から目の病気が出ている。緑内障だ。

柴犬には割と出やすい病気らしい、はやい子は6〜7年で兆候が出る場合もあるらしい。

 

始めはちょっと涙っぽいかなと思って近所の動物病院へ。まだ眼圧はそれほど高くなくて、

充血が気になる程度だったので目薬を処方された。大暴れして目薬を嫌がる(なんせ強情)

のをおやつで釣ったり、高いところの乗せてひるんだ隙に差したりと大騒ぎ。

そうこうするうちに、どうも経過が思わしくなく、先生に紹介してもらった動物専門眼科に

通院。

 

緑内障は治ることはなく、遅かれ早かれ見えなくなってしまうということで、眼球摘出

と義眼の手術を提案され、悩んで悩んで私のほうがめそめそする日々が続き、結局、手術は

しないと決めた。

いろいろな考え方があるから、何がよいとは一概に言えない。

ただ、少しでもよくなるのなら痛い思いをさせてでも手術をしてやりたいけれど、そうでない

なら2度(両目だからね)もメスを入れるのは躊躇われる。

もちろん、両目で7桁近くにもなる手術のコストも私には大きすぎる負担だ。

 

目薬は一日に何度も差さなくてはならないし、最近はtetsuもあまり嫌がらなくなった。

少しわかってきたのかもしれない。

 

老犬介護を経験した友人にその大変さは聞いたいたけれど、本当につらい。

留守に出来ないとか、時間ごとの点眼とか、そういう手間暇の問題ではなく、愛犬の老いを

目の当たりにするのがつらいのだ。tetsuがコロコロふわふわとまとわりついてきたのは、ほんの

数年前なのに、今はよく見えない日(日によって見え方が違うようだ)は散歩も怖がっている。

そんな様子をみると、でっかい柴犬を抱き上げて私の方が泣きそうな顔をしながら歩いて帰る。

 

tetsuといつまで一緒にいられるだろう。

少しでも長くうちの子でいてほしい。

| Diary | comments(0) | trackbacks(0) |
苦手のビジネス書

私はビジネス書が苦手。というか嫌いだ。自己啓発みたいなものが嫌いなのだと思う。

向上心がないのかもしれないし、まったく知らないひとから指南されるのも信用ならない。

昔、カーネギーの「道は拓ける」とか、そんな類は読んだことがないわけでもない。

 

そうはいっても、基本的にひとりでやっている仕事だから、時と共にビジネスライクな心持が薄くなっていく。

ステークホルダとも気心が知れてくるし、仕事の段取りややり方も都度大きく変わるわけじゃない。

 

そろそろ新機軸を、と考えている今、色々な方にお会いする機会が増えてみて痛感するのは、私の頭がどうも

ビジネスじゃない、ってことだ。何というか、その辺のドメスティックなおばちゃん。

話ているうちに論点が迷子になるし、テンポのはやい方のお話の理解も迷子、ああ、もうこんなんじゃ全然

ダメじゃん、と落ち込んで仕方なくビジネス書の登場。

とにかく頭をビジネスモード、必要なものに出会った時にパッと手を出して掴める勘みたいなものを取り戻せる

為の基本を復習しようとしている。

 

本当にねー、のんびりモードになるとオツムもどんどんのんびりになるものだわー。

 

 

| Books | comments(0) | trackbacks(0) |
テユーネのブーツ

ごくごく小さい頃に読んだ『太陽の子と氷の魔女』という本があります。

小学校1〜2年生の頃に読んだのじゃないかなあ、多分、病弱で学校を休んでばかりいた時期に母が買ってきてくれたもので、

何度も何度も読み返した記憶があります。

 

何処か遠い極寒の国に住む母と兄弟の物語。

細かいことはもう覚えていないけれど、ツンドラ地帯に住んでいて、お兄さんはヤット、妹はテユーネ。テユーネは長い髪を毎朝お母さんに結ってもらって寒い国でも暖かく幸せな暮らしをしていました。

ある日お母さんが氷の魔女にさらわれてしまいます。

お母さんを取り戻すために兄妹で魔女を探しにいく冒険譚。

 

私が今でも思い出すのは、テユーネのためにお母さんが作った革のブーツのこと。

ムートン(多分ね)に刺繍をして、綺麗な石を縫い留めた素敵なブーツだとの描写には、どんなブーツなんだろう、石は何色?どんな刺繍?動物かしら、お花かしら、どんなモチーフが刺繍されているんだろう、と想像の世界(妄想ともいう)へ連れていかれるのが常でした。

今もUGGのブーツをみると、テユーネのブーツはもっと綺麗だったに違いない、と反射的に想像するのです。

 

寒さのなかで氷の魔女の手下に邪魔をされながらも、お母さんを探す旅は続きます。

歩き疲れて身体は冷え切り、美しいブーツもぼろぼろになる様子は旅の過酷さを感じさせるに充分でした。

 

ヤット、テユーネ、欧米の児童文学には出てこない知らない国の香りがする名前も大好きでした。

 

寒い季節になるとテユーネのブーツを思い出します。

| Diary | comments(0) | trackbacks(0) |
明けましておめでとうございます。

今年ものんびりボチボチなペースになると思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

 

この年末は割とギリギリまで打ち合わせなどの仕事が入っていました。

皆さん、そろそろ年末休業かなというタイミングじゃないと予定が空けられない方との面談とか、その他諸々。

でも、周囲が休んでいる時期は、あれこれ急に入ってくる要件もないのでマイペースで進められるからOKなのです。

 

家事のなかで一番苦手なのが掃除ですから、こりゃ例年通りおざなりの大掃除。

正直、経済的余裕があったら頃合いをみて引っ越し続けたいくらい面倒がり。もちろん、ゴミに埋もれて暮らしている程ずぼらじゃないんだけどね、さすがに(笑)。

ざっくりとおせちを作り、お元日に此処と決めている大社様に初詣に行き、二日には観劇初め、三日はだらだらと過ごし、四日は急に仕事が心配になり年末からの持ち越し案件を片付けるべく仕事始めを前倒し。あああ、貧乏性は相変わらず。

 

変わり映えのないいつものお正月ですが、その変わり映えのなさがありがたいのだと素直に思えるのは歳をとったせいでしょうか。

 

今年がどなたにも実りあるよい年となりますように。

| Diary | comments(0) | trackbacks(0) |
年末恒例

年賀状書きに追われています。

それほどの量ではないにしろ、字が下手なのと最近はPCに頼り切りなので作業を始めるまでが大変。

基本的には宛名も手書き。

そしてほぼ全てにちょこっとコメント。

仕事先もプライベートも同じです。

 

それでも100枚も書かないのだから随分と少ないよねえ。

何となく年に一度「今年は会いましょう」みたいな遣り取りが空しく思えて、最近はむしろ年賀状自体を出さなくなった知人もいる。

どうしているかなあと思いながらも、それだったらLINEやメールで連絡とって会う機会を作ろうと心がける方が気持ちに沿っている気がして。あまり七面倒に考えなくていいでしょうけれど。

 

ITバリバリ企業の代表などしていらして、手書きの年賀状をくださる方もある。

何から何までインターネットで繋がる世の中でも、ひとの手を経たものに価値を見出していらっしゃるのだと思うと温かいものを感じます。

私は古い人間ですから、ITベンチャー小僧社長さんとかが、まんまアナログを軽視した振る舞いをするのをみると可笑しくなってしまう。1枚のお礼状、1通の詫び状、1本の電話から聞こえる声が実はビジネスを円滑にすることだってあるのになあと。

 

来年は私が今の仕事を初めて10年目になります。

右も左もわからずパヤパヤ(今もパヤパヤだけど)の私を見捨てずにずっとお付き合いくださった会社への年賀状には、ちょこっとですが感謝の気持ちをしたためています。

 

慌ただしいし気持ちは急くけれど出来るだけ丁寧に書いて25日までには投函したいと思います。

 

 

| Diary | comments(0) | trackbacks(0) |
湯たんぽと朝のお味噌汁

数年来、冬は電気敷毛布を愛用だったところへ、湯たんぽいいよ、との話がちらほら聞こえてきた。

あー、確かに冬の電気料金は大きな負担でこれ以上東電に儲けさせるのも業腹だし(他電会社だけど託送代は払うでしょ)、と思っていたところへ、里帰りした妹がごそごそ実家の片づけをして出てきた湯たんぽ!それも昔ながらのブリキのやつ!

さっそく使ってみた。

沸かしたお湯をたっぷり入れて栓を締め、バスタオルでくるんで足元に置く。

むーん、暖かいけど足元だけなんだね、と当たり前の第一印象。どちらかというと背中がぞくぞくする私なんだけどなあ。

でも使い始めておよそ1週間。案外いいよ、足が暖かければだんだん身体も温まってくるし、何よりじんわりした温熱具合。

昔は、朝起きてからこのお湯で顔を洗ったと聞くけれど、ブリキだし「絶対に飲まないでください」と注意書きのある水で顔を洗うのは躊躇われるのでそれはしていない。いいね、湯たんぽ。

 

日頃は胚芽ビスケットとかふすまクラッカーに紅茶で適当に済ませていた朝ご飯。時にはヨーグルトだけ。

それでも寒くなるとねー、そんなパサパサしたものや冷たいものは食べたくない。

場合によっちゃ食べなくてもいいけど、最近、簡単なお味噌汁を作る。

下拵え不要な具材、例えば小松菜とかじゃがいもとか、いりこはなるべく上等なのを入れてそれも食べる(笑)。

お安い煮干しは生臭くて食べるには不向きだものね。そこに落とし卵をしたり、とろろ昆布をのせて朝ご飯。

ご飯もおかずも何もいらない。熱々のお味噌汁でお腹がぽかぽか。

 

炭酸飲料も好きだから、寒くてもたまにはコーラをぐびぐび飲みたくなることもある。飲みたい時は飲むけど、身体が冷えると何となく調子が悪くなる。

祖母や叔母が「女の子に冷えは大敵」とうるさく言うのが今ようやく実感できる←遅すぎる。

| Diary | comments(0) | trackbacks(0) |
秋冬の被服計画その後

この秋冬の被服計画に沿って買ったのはこれだけ(笑)。

 

ニットは結局お手軽にMUJIで。

袖が長すぎず着丈も少し短め、ハイゲージで程よく薄いグレーはなかなか見つからないものだなあ。如何にもな杢グレーは嫌だったのよ。いや、私に探して回る情熱がないともいえる。

 

スカーフはこれと決めていたエルメスのバックルプリント。

赤は候補外で白かオレンジ、または黒から選択。当ててみて一番顔映りがよかったのがやはりオレンジ。ショップのお姉さんもこれがイチオシだった。全身黒でオレンジを差し色にしてもいいし、手持ちの濃いオレンジのスエードスカートに合わせてもいい。

 

手袋はラピスブルーが見つからず第二候補のフューシャピンクを。

sermonetaの手袋は主だったデパートならどこでも置いているけれど、色数がきちんと揃っていて尚且つ売り場に手袋棒(あれ何ていうの?)を持ったお姉さんのいるところで買いたかったのだ(笑)。

薄手のグローブから手首をボタンで留めるロンググローブまで揃えるsermonetaのコーナーがあるのを記憶していた横浜高島屋で。

 

 

当たり前なんだけど「今シーズンはこれだけ必要」と決めると結局無駄な買い物をしない。何より衝動的にモノが欲しくならない。

秋のはじめに大量に服を処分した。

そのうち着るからと逡巡していたカシミアニットのアンサンブル(ふわっとしたシルエット)、似合わないのに大好きだった桜色のニット、本当は大嫌いだけど着やすいから持っていたポンチ素材のスカート、そういうものをごっそり捨てた。

代わりに、買いなおしたほうが安上がりとわかっていながら、気に入っている40年モノ(母のおさがり)のカーディガンとセミタイトスカートをリペアに出した。

 

来春に新しい服が必要かどうかは年明けにまたごっそり大処分をしてから考えよう。

 


 

| Diary | comments(0) | trackbacks(0) |
文楽 通し狂言仮名手本忠臣蔵

 

1年振りに文楽を観劇しました。

通しですから、大序から最後の十一段まで通して観るとおよそ10時間にもなってしまい、もちろん観たいのはやまやまなれど、今回は第二部、七段目「祇園一力茶屋」から討ち入りを果たして引き上げる十一段「花水橋引揚」までを。

それでも、ちょこちょこ休憩を挟むとはいえ5時間余りの長丁場。それがねー、全然飽きないんだな、凄いわ、あの力量。

 

七段目、一力茶屋で、おかるが兄の平右衛門から、夫の勘平は腹を切て死んだと聞かされる場面。

失神したおかるが正気に返って再度、勘平の消息を尋ねるところ「ちええ、情けねえ、また尋ねをるかやい」と言われながらも兄に縋りつき震わせる肩のいじらしさ。もとは己れの短慮から出たことだけれど哀れを誘わずにはいられない表現です。

 

そして九段目の山科閑居の息詰まるような熱い遣り取り。

由良之助の妻お石と本蔵の妻戸無瀬の丁々発止、そこから、由良之助と本蔵ふたりの緊迫感あふれる対決と、由良之助の本心を知った本蔵が師直の屋敷絵図を渡し遂に断末魔を迎える件のドラマティックな展開の見事さときたら、ほーんとロックよ、ロック。

鶴澤藤蔵さんの太棹がね、とにかくすごいの。文字久太夫さんの語りと藤蔵さんのガンガン繰り出す三味線は、まさにロックです。

藤蔵さん、3回位弦切っちゃってました(笑)。

 

一部も観たかったです。そこはまったく残念無念。

 

蛇足ですが、豊竹咲寿太夫さんは本日もイケメンでした(小声)。

 

| Stage | comments(0) | trackbacks(0) |
姉妹揃って

妹は2年振りに里帰りしていました。それも1か月!!

何があるわけでもないのに、私はうれしくて仕方なくて色々なことも後回しにして妹と過ごす時間を最優先にしたのでした。

 

彼女も、もう日本には戻らない(里帰りは別として)と腹を決めたようで、あれこれとケジメをつけなければいけない役所の届けとか、日本にもっている口座の始末とかをして行きました。

もちろん寂しくはあるけれど、彼女の人生だから受け入れるだけです。

心境や環境の変化があって日本に戻ることになれば、いつだって帰っておいで、あなたの帰る場所はちゃんとあるよ、とだけは言い続けようと決めています。

 

さてさて、1か月も日本にいたというのに取り立ててお御馳走をいただくわけでなく、また遠くへ遊びに行くわけでもなく。

西洋美術館のクラーナハ展と例の如く宝塚歌劇を観に行っただけ。

目の不自由な母をひとり置いていけないこともあり、あとはふらふらと午後から買い物がてら駅前や近くのデパートに出たり、カフェでお茶を飲んだりランチをしたりの日々。

その合間に妹は中高時代の同級生と旧交をあたためる機会も作っているようでした。

 

父はもう亡く母も年老いました。

離れていても姉妹仲良くいたいものだと思います。

| Diary | comments(0) | trackbacks(0) |
次々に

プリンター、FAX、スマホ、と次々に寿命が尽きてしまい、こういうときに限って続くものだと嘆きながら新しいものを買う。

以前はプリンターとFAXが一体化したものだったけれど、これを機会にFAXはPCで送受信しようとモデムを購入したものの、何としたことがどうやっても送受信ができない。

もちろん、モデムのメーカーのサポートやらPC関連やら調べたり問い合わせたたりしたが埒が開かず。

何だかOSのバグがうんたらなんて話も出てきて、結局、焦れて地味にFAXを買いなおした。今でもおたっくすなんてあるのねー。

ああ、頭が痛くなるような散財である。ボーナスなんて無縁な私だというのに。とほほ。

 

さて、今年も帰ってこないと半ば諦めていた妹がどうやら帰ってくるようだ。

うれしい、でも、あまり期待すると後からがっかりすることになりそうなので、平常心で待つ(笑)。

| Diary | comments(0) | trackbacks(0) |