闇が広がる
2012.05.16 Wednesday
昨夜は再びの、そして春野寿美礼バージョン”エリザベート”観劇。その細やかな情感の表現は、本当に素晴らしくて、さまざまな個人的思い入れと相俟って涙涙だった。
エリザベートというキャラクターは得てして我の強い、自分を曲げられない頑迷なひとになりがちだと思っている。
皇帝に嫁げば自由がなくなるのはわかりきっているし、子供は王家の子として乳母らに取り上げられるのも珍しくはない。そこを頑として譲らずに主張するシシィは、なかなか演りどころの加減が難しい役だ。
あれほど愛して歩み寄るフランツ・ヨーゼフ皇帝が気の毒じゃないか、となるキライがあるのはそこだと思う。
そのシシィが非常におっとりとやわらかく、やさしく、しかし毅然と真っ直ぐな気性として演じ、自我を前へ出し過ぎない頃合いの良さは、やはり、おさちゃん(春野)の昔からの演技力だなぁと改めて感動。歌は相変わらずお上手で、表情豊かな歌に磨きが掛かった感じだった。
皇帝フランツと夜の湖で歌う「夜のボート」では、わたくし号泣でした(笑)。
ハンドタオルを左手に、オペラグラスを右手に、忙しいったらもう。わははは。
はー、ほんと、観てよかった。
この先は、かなり湿っぽい個人的な思い出話なのでスルーしてくださいね。




「ぷっ!要するに、なじゃはオサとあさこを観たいわけね。他は興味ないわけだ」 あ”っ、え”っ??と大慌て。でも、確かにそうなのよね。うん。
