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戦線
過日買った酒井順子の”黒いマナー”を、洗面所に置いてちょこちょこ読み返しては笑う私。

受験のマナーの章!まさに、周囲でも吹き荒れていた時代がありました。

以下、興味のない方には面白くもなんともないお話しですので悪しからず。
両親も祖父母もKO出身、子息をKOに合格させるべく、自分たちの担任だった先生がたにはご挨拶に伺い、もちろん舎長先生にもご挨拶。お教室(受験塾)にも、がんがん通い奮闘したにも関わらず不本意だったとか。
当時は私も、そこまでしても駄目だったりするのかーなどと驚いたものですが、よく考えれば創立者の一族でさえ不合格になるわけですから、それはもう大変なこと。
世間的に社会的地位は盤石と言われるような家庭の子女が不合格になる一方、アダルト産業経営者のお子様が合格になったりするので、目指す側が流言飛語に惑わされるのも無理からぬことだと思われます。
イトーヨーカ堂の19800円のスーツを着て面接を受けたら合格した、という噂が流れ、日頃はヨーカ堂に足を踏み入れたことさえないママたちが一斉に買いに走ったとて、誰がそれを責められましょう。

また、別の或る時、お受験ママ同士、結果を話している最中、ひとりのママが突然泣きだしました。
通常なら「頑張ったのに不本意だったのね…。」と思うところ。しかし、事情はもっと複雑だった。
或るママが、「KO本命だったけどダメだったの、St.PとGから合格をいただいてGにしたの。」という言葉に反応したらしい。
号泣ママのお宅は、パパ及び両家祖父共にSt.Pのご出身。でも、補欠合格しかいただけず。その場合、ご両親揃って学校側にご挨拶に出向くのが”お約束”、当然「順位はともかく、そこをひとつなんとか!」という気持ちがあるわけです。しかし待つ身は辛い。そこへ目の前で合格辞退の話。
合格者辞退→補欠繰り上がり→我が子合格の可能性、という図式。彼女の涙は、悲しみの涙ではなく、確実に今、順位が繰り上がった、もしかしたら、これで息子が合格するかもしれない、という感涙だったのです。

後年、彼女達は苦笑いをします。
学芸会や文化祭はともかく、運動会までご両親とお子様が紺のお洋服でいらっしゃるのを見ると懐かしい。「運動会くらいカジュアルでも大丈夫よ。無理しないでね。」と言ってあげたくなるの、と。
そして、左右が解らなくなる子供に「お茶碗を持つ方がヒダリ!!お箸を持つ手がミギ!!どうして間違えるの!」と恐ろしい形相で叱り飛ばしていた自分を思い出しつつ、「あまりお子様を追い詰めないであげてほしいの。」と呟くのでした。
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2010/04/20 14:45
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