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宝塚宙組東京公演 エリザベート

Del Tod

 

ウィーンミュージカル「エリザベート」が日本で上演されるようになって20年目だそう。

さすがに私も全公演は観ていないけれど、宝塚版に加えて東宝版(男女のミュージカル版)や宝塚OGのガラコンサートなど、随分観ているかも。

そして宝塚でのエリザもつい一昨年に花組で上演されたのも観劇。

だから、食傷気味で、この宙組公演はあまり気乗りがしなくて1回しかチケットを取らなかった。

 

がーーーっ!失敗!

観たらとってもよかったんだもの(笑)。

 

画像はエリザベートのプログラム表紙だけど、主演の黄泉の帝王トート閣下(中二病的よね、詳しいストーリーはこちら)はこのひと、朝夏”まぁ様”まなとさん。

長身、超絶手長脚長さん、色白の少しファニーフェイスで独特の清潔感と初々しさがあり日頃私は「ギムナジウムの男の子のようだなあ」と感じているトップさん。

 

さすがに20年も上演していると、その時々の演者によって様々な解釈と個性が加味されて、悪くいうと手垢のついたキャラクターになっていく。それを練れているというか、手垢がついたというかはそれぞれの感じ方だが。

私が食傷気味に感じていたのもそれだ。このblogのタイトルではないけれど cliché なのだ。

それが今回のエリザベートは予想を裏切る新鮮さだった。

 

まずトートが知的である。

過剰に見得を切ったり大仰なパフォーマンスがない。シシィへの愛情はあるがあからさまに表現しない。シシィへの愛以外には無関心だから他の事柄には酷く冷淡、どうでもいい。愛の炎が青いって感じなのだ。確かにね、この世の者ではないわけだから、これがまさに核心なのかもしれないと思わせる。

 

長年上演されていると、観客にはMy best of Der TODがあり、それと比較して評価するものだ。

どんなトートも最終的には好きか嫌いか。

私は、朝夏トートが気に入った。おそらくこれが私のBest of トート閣下だと思う。

 

 

 

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負の感情に貶められない

のんびり鈍感モードで仕事をしていると指摘されたり諫められる私だって、たまには悔しさにグーっとなる事はある。

相手の態度がどうこう、というよりも、この悔しさに甘んじなければならない自分の不甲斐なさが情けないのだ。

 

悔しさをバネに今やれる事に真摯に向き合うしかないんだなと、あまりにう当たり前の真実を噛みしめるわけ。

他人に八つ当たりしたり、悔しさを露わにぶつけたりするのだけはしない。それをすると負の感情に乗っ取られてしまうから。

 

私が苦しいと感じるのはいつもそれ。

腹立たしい、承服できない、理不尽だ、そんな気持ちは誰しも持っているだろうし、仕事でもプライベートも同じことだ。

その感情に心が乗っ取られるのと闘うのがとてもしんどい。

何に対して怒っているのか、実は怒りの根は自身のなかにあるのではないか、負の気持ちを分析して理解したうえで自分を宥めるのは本当に消耗する作業だ。

こうして書くと馬鹿みたいに理屈っぽいけれど、誰しもやっていることなんだよね。

こんなことでもないと、ひとは弱い自分を見つめなおすなんてできない。

 

この悔しさを引きずらず、前を向いて進めますように、とこの文章を綴りながら思っている。

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秋雨とスカーフ

秋雨前線やら台風やら、とにかく雨続きで少しうんざりな気分。

お休みの日の外出は、ゴム短靴を履いて水玉のレインコートを着て気軽に出るからいいのだけれど、仕事だとちょっと困る。

別にゴム靴だって悪かないけど、やっぱりきちんとしたブラウスやスカートには微妙に合わないじゃない?

買い物だって近所はOK、でもデパートに行くにはこれも結構恥ずかしい。

 

でも、行ったわよ、行った。どうしても実物を見てさっさと買いたくて高島屋のHへ行きました。ゴム靴履いて(笑)。

恥ずかしいけど仕方ないわよ。雨降りなんだから。ふふふ。

お店に入って、店員のおねえさんに「カレを見せてください」と言って出してもらって、鏡の前で顔に当ててもらって「オレンジが今日のお召し物にもお顔映りも綺麗ですね」との言葉に同意して「はい、これいただくわ」ものの5分。はっやー。

そう、私、ハイブランドの買い物(滅多にしないけど)程決断がはやい。ぐだぐだ悩まず、欲しかったら買う。

「外商担当者はどちらでしょうか」とやにわに尋ねられたので、「いません」ときっぱり即答。いるわけないじゃない、というか、どうして今回に限ってスカーフ1枚くらいで訊かれたのかしら、私に似た富豪の奥様でもいらっしゃるのかしらね(違)。

 

買いたいものも買えたので、虎屋で餡コッペのおやつをして、デパ地下で漬物と肉まんを買って帰宅。

充実した買い物だった。

 

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秋冬の被服計画

別にこれといって大きな出来事があったわけでもないけれど、ちょっと自分の洋服の買い方を見直そうと考えている。

というか、最近、すごくズボラになっていて元々お洒落じゃないところへ来て、更にいい加減で場当たり的に洋服を買っていたことを反省したわけ。

基本的にベーシックなものが好きだから、それでどうにかなってしまっていたのよ。

でも、なんだかふと「若い頃のほうがいろいろ考えていたなあ」と思い出し、まして適当な服を適当に買う年齢でもないじゃん、安物買いの銭失いなんて詰まらない、と今更反省したところ。

いくらベーシックなスタイルといったって、スカートもジャケットも、ニットだって数年で微妙にラインが変わる。色も顔映りが変わってくるでしょう。

 

さて、それなりに考えてみたところ、今年の秋冬に買い足すものをリストアップ。

 

1)クルーネックかクルーに近い低いハイネックのハイゲージニット。ネイビーかライトグレー。

  昨冬、袖を引っ掛けて穴をあけてしまったVネックのニット、これはブラック。

2)今年の柄、バックルプリントのカレ。ブラック・ホワイト・オレンジのなかから映りのよいものを1枚。

3)ラピス色のレザー手袋。内縫いで裏が絹のもの。

 

よくよく考えたら、たったこれだけなの。

インスピレーションは大切、でも、衝動だけで買っても着ないのよね。

次のお休みにお天気がよければ、処分する服を仕訳してスペースを空けよう。

 

 

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日々の棘

近頃、何かと思い煩い気落ちすることが多い。

 

例えば母のこと。

相変わらず母はアタマはしっかりして(多少のモノワスレはあるけれど)いるものの、元来弱かった眼がすっかりいけなくなった。

読書が命だったひとだから、苛立ちも高じてさらにキツイ性格になってきた。

当然、年齢もあるわけで、それでも父が亡くなってから何かと調子が狂っちゃったんだろうな。

ひとは誰でも歳をとる。

母を大事に思う気持ちと、鬱陶しく邪険に思う気持ちがせめぎあって、これが親の老いを見つめる苦しさというものなのだと痛感している。

 

例えば妹のこと。

妹がもう日本に戻る気がないのは理解している。

ただ、母が存命のうちは1年に1度は帰る機会を作ってほしいと思う私は自分勝手なんだろうか。

眼がほとんどいけないわけで、おぼろげでも見えるうちに顔を見せてあげてほしいと思うけれど、彼女に通じているのか否か。

去年は帰らなかったし、今年も夏の予定が流れて秋にと言っている。

それって正直まったくアテにしていないの。だって去年も夏はムリだから秋、とかいいつつ帰らなかったもの。

バカンスの8月に忙しいのに、通常仕事で忙しい秋に長いお休みなんてとれるわけないし。

うすうす感じていたけれど、日本が嫌いなんだろうな、やっぱり。

 

私は長女で、実家の近くに住んでいるのだからある程度の覚悟はしていた。

でもねー、やっぱり親の面倒をみるのは大変なことよ。私が丈夫でぴんしゃんしていれば別だけど、なんといっても手ヨワ足ヨワ頭ヨワだからね。

いろいろ考えるとめっきり気持ちが塞ぎますわ。どんな家にも悩みはあるし、お友達に家のことを愚痴るのが嫌いだから、結局もやもやと抱え込んでどんどん暗くなる毎日。

何処かで上手に気持ちを逃がして暮らさないと自分がパンクしてしまう。何かよい方法はないものだろうか。

 

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夏の終わり

どんなに残暑が厳しくても、やっぱり夏は8月でおしまいだ。

気温が高くても陽射しに強さがないし、何処か陰を秘めているような(気分的なものかも?)気がする。

だから、白麻のノースリーブシャツやオープントゥでバックベルトのサンダルは9月に入ったら身に着けないと決めている。

日に焼けて黒光りしても元気に見えた足の甲が一気に汚らしく見えるもんね。ははは。

 

今年の夏は思いの外ノースリーブ大活躍だった。

衿をかっちり留めたブラウスとか、開襟のチェックワンピース、袖なしポロシャツワンピースとか、少しレトロな趣のある服を好んで着たせいかもしれない。

服はMUJIだったり、ユニクロだったり、その他普通にデパートPBの質素なものだけど、全身をそういう服で固めると明らかにチープに見えるのは、いささか年寄った悲しさ(笑)。

そういう時には胸元にアンティークの象牙ブローチをつける、靴はPRADAで張り切る、ピアスはダイヤを選ぶといった工夫で乗り切った。

 

それにしてもシンプルな白いTシャツを小綺麗に身に着ける難しさを痛感した夏だった。

髪やネイル、肌の手入れをきちんとしていないと白Tシャツは非情な程に顔映りが悪くなる。情けないほど不細工にみえる。

白いTシャツ、普通のスニーカー、ジーンズ、真珠のピアスが心穏やかに着られるように、小さなお手入れを地道に続けたい。

 

 

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久し振りのダイエット

元来の米好きに歯止めが利かなくなると体重は増え放題になる。

それはあくまでも徐々に、深く静かに増えてゆくので「この位ならすぐ戻る」と自分を甘やかしているうちに恐ろしい程に増えていて、結局はかなりの気合いを入れねば元に戻せない状況に陥ってしまうのだ。

ご多聞にもれず今回もそう。漠然と身体が重くなった気がしつつ、直視しないようにしていた私。増量が精神衛生上よろしくないところにきたので已む無く久々のダイエットを決心。

 

結論からいうと2か月で5垳採漫8渓には増加は5圓呂覆ったのだけど、ついでなので余裕分(笑)。

 

やり方はごく王道。

1)ご飯は1日一膳

2)油・脂肪は控えめ

3)火を通した野菜たっぷり

4)ケミカルなものは極力摂らない

5)なるべく歩く、そして1日一回のラジオ体操第一と第二(他の運動は続かない)

 

以上

 

何かを飲む、何かだけを食べない、または何かだけを食べる、そういうのはしない。というかできないお年頃。ストレス溜まるものねえ。

ポイントはタニタの運動量計を常に身に着けて「消費カロリー>摂取カロリー」を心がける事だった。

だからお魚もお肉も食べたし、ごくたまに小さな甘いものもいただけた。とにかく帳尻を合わせる。

 

しかし今回のダイエットで自分が如何にご飯をバカ食いしていたか改めて呆れたわ。

だってお米の減りが全然違う!今まで1か月で消費していたお米が2か月保つのよ!実際、体重の減った分は全部お米だったんじゃないかと思うくらい。

さあ、しかし問題はこれから。

9月半ばには本家の従兄が、従兄弟農協(嘘)から新米30圓鯀ってくれる。これは本家の惣領の従兄を長とした親戚男性がグループを作り、身内で食べるお米などを作ってくれているもの。ありがたいのはもちろん、素晴らしくおいしいのだ。

今までは「新米はおいしいうちにどんどん食べないとね」を口実に丼飯を食らっていたわけだが、ちょっと今年はそうもいかない。米虫対策を万全にして、爆食せずに秋をすごす覚悟を決めなければ。

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細雪:谷崎潤一郎

『細雪』は昨年からずっと読み直したくて、kindle版にしようか、文庫にしようか迷いながらここまで来てしまった。

それが、夏休みのせいか美しい装幀の文庫本が並んでいるのを本屋さんで見付け、即座に3巻揃えて買ってしまった。装幀って大切ね。

因みに余談だが、私は表紙がマンガイラストの本はまず絶対に買わない。漫画は好き、でもマンガイラスト表紙の小説は大嫌い。過去の経験からマンガイラストの小説を読んで面白かったことは皆無なのもある。

 

さて久し振りに読む細雪。

大変に面白くてなんだか驚いた。もちろん、船場の上流社会と傾きつつある名家の滅びの美しさも味わい深く、さすが谷崎と思わせるわけだが、とにかく物語が面白い。

この四姉妹、それぞれが個性的で、姉妹をもつひとなら、鶴子 幸子 雪子 妙子の誰かしらに自分や姉妹を投影するのじゃなかろうか。

 

私が何より感心したのは、この姉妹の仲の良さだ。とにかく辛抱強い。大抵のことは胸に収めてしまう。

しんねり大人しい割に強情な雪子、自分勝手で素行のよろしくない妙子、彼女らに振り回される次女の幸子の親身なことといったら、読んでいて何度も溜息が出た。妹のために骨を折り、都度、裏切られるような目に合いつつ、結局は彼女たちの気性の美点を認めて力添えを惜しまない。ああ、私、こんないいお姉さんにはなれないわと思うのだ。お育ちのよさとはこういうものかも、とも。

 

細雪は映画も大好きで、1959年島耕二監督作品、1983年市川崑監督作品も観ている。

原作とは大分違うけれど、主役級の女優が4人も揃うわけだから、とても華やか。今回改めて読み直してみて、読む年齢で随分と印象も変わるし、感じ入る箇所も変わるもの、映画やTVをみて知っている気になるのではなく、実際に何度でも読み直し、自分のなかでかわってゆく印象を楽しむのも読書の喜びではないかと改めて感じた。

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今年のお盆

お盆には父方の本家へ行くのが父が亡くなって以来の夏の楽しみだ。

子どもの頃は単純に、やさしい祖母や従兄姉たち、広い屋敷、お盆のしつらえのお手伝いとお墓参り、そういうものがうれしくて楽しかったのだが、父も鬼籍に入り長女の私には親戚づきあいの一環としての意味合いもある。

 

それが今年は母が体調を崩したため、行くことができなかった。

手土産も準備し、お寺への年間管理料やお布施も用意し、tetsuもホテルの予約をし、という前日になってのこと。

あああ、がっかり。このためにお盆休みはなにも予定を入れなかったのよ。

直前のキャンセルは違約料が発生するので仕方なくtetsuも預け、家でひたすら本を読んで過ごすはめになった。

最近はすっかり老犬じみてきたtetsuは、目も緑内障になってしまい自由が丘の動物眼科へ通っているくらいだから、昔のように溌剌と遊べるわけじゃないけれど、それでもいないと酷く寂しくて。

おまけに母ときたら「まあ、年寄りっていうのはそういうこともあるんだから、仕方ないのよ」などと威張っていて、恐縮するどころかひとことの労いもない。まあ、いつものことだけどね。

 

そんなこんなでウダウダしていたお休み最終日に、年上のお友達からランチのお誘いが!「急なお誘いだから無理かしら」という言葉に「行きます!行くよ!喜んで参じます!」と出かけたのだった。

1年振りに会ってのんびりランチをしておしゃべりに花が咲き、引きこもりの夏休みもかろうじてひとつ楽しいイベントに恵まれたのだった。

 

皆さん、どんな夏休みでした?

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洗う楽しみ

暑いから肌に気持ちのよいものを履く。

MUJIのゴムゾーリ(ビーチサンダルというより)とか、インド綿で編んだルームサンダル、それからスニーカー。それもMUJIで充分、流行りのスタン・スミスとかお洒落なラインは望んでないの。

それをお休みになると100均で買ったスニーカーブラシでごしごし洗う。炎天下に乾してばりばりに乾いたものを履く時の気持ちよさったら!

 

とにかくお洒落に情熱を注げないタイプの人間なので、Tシャツは毎年、UNIQLOで白、黒、紺、MUJIでボーダー、ZARAで面白そうな柄物。そしてこれも洗う洗う洗う。褪色をものともせず昼日中に乾すのでこれもワンシーズンでごわごわに。

 

汗を拭きながら外蛇口で洗い物をすると明るく健全な夏を感じて好きなんだ。

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